サブプライム問題のまとめ

サブプライムローン問題のまとめ:日々のニュースより

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市場に織り込まれている住宅価格の下落幅

細かい話ばかりで恐縮ですが、お付き合いください。
先日ちょこっと「米国MBS市場に住宅価格の下落が織り込まれ始めた」と書いた記憶があります。少し詳しく書きます。

最近の各社提供のMBSモデルにはご丁寧に住宅価格予想を入れる所が作られています。「おれらは知らんから勝手に入れやがれ」という非常に無責任な態度に腹がたちつつ・・・。問題は、この数値に対してMBSの価格感応度が結構大きいことです。金利の将来の変動については、フォワードカーブが将来実現することを前提に・・・という理論という意味では緻密ですが予想能力という意味では大雑把・・・、まあベストに近いものがあるのでそこからモンテカルロシミュレーションを行い・・・対応できます。それに対し、住宅市場は将来の値段を取引できる市場がないのでどた勘一本勝負なのです。

別に文句を言っているわけではありません。住宅価格を入力できるタブをつくってくれた各社に感謝、それと取引可能な住宅市場インデックスが今後真剣に議論されることでしょう。

さて、本題に戻って織り込まれている住宅価格ですが、気力を振り絞って自分で調べるかと思っていた所に、某サラリーマン兄弟様が同じ内容のレポートを作成してくれました。そこからの抜粋です。

まだ投売りされていない領域・・・-4%ぐらい
投売りされた領域      ・・・-6%から-8%ぐらい

もうひとつ重要な情報は、94年ぐらいの住宅不況になって繰上げ償還速度が当時並に減速した場合、ざっくり「価格で1円ぐらい下落、デュレーションで0.6年ぐらい延びる

と試算していることです。94年よりも根が深いとひそかに思っている身としては、もうちょい下を見ているのですが、まあ一昔前よりはだいぶ価格に織り込まれつつあるということちゃんと米国人が下落を真剣に考えていること(除く住宅販売会社)にほのかな期待を抱いています。

ただ、超安全資産!であったはずのMBSが、今すでに結構値段がさがって、今後もまだ下がるかもしれない!、要するに住宅価格の損失をMBSという形でみんなで分け合っているのです。シニアなMBSはサブプライムとは違い、デフォルトほぼありません。保有者は、5年で帰ってくると思ったお金が10年先になってしまったという形で損失を蒙ります。


自分のすきな言葉:byジム・ロジャース
「潮が引いたとき、誰が裸で泳いでいたかがわかる」

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