サブプライム問題のまとめ

サブプライムローン問題のまとめ:日々のニュースより

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中国の過剰設備問題

M証券Sアナリストの中国視察レポートが出ました。

予想はしていましたが、中国の過剰設備問題がここまでひどいとは、希望をすべて打ち砕かれた気分です。前々から予想していたこの中国ネタが世の中の議論の中心になるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、世の中の行く末は間違いなく、過剰供給による「デフレ」でしょう。

過剰供給による価格下落(自動車、鉄鋼など)、不動産価格の下落(都市部ではすでに30-40%)、金融の引き締め、逆資産効果による消費の低迷、元高による輸出不振。中国政府が今現在必死に景気対策をやっている理由が良く分かります。

Sエコノミストは中国の過剰設備を、欧米の過剰信用の「コインの裏」と表現していました。うまい表現です。グローバルに経済が縮小します。過剰設備は特に中国で深刻な問題となります。

今後ですが、中国経済は減速します。株式や不動産がらみの不良債権が金融機関に襲い掛かります。財政に余裕のある中国なので、お金を使い切るまで対策をとるのでしょう。その後、政治面で矛盾を抱える中国が経済的に苦境に立ったとき、国民の不満がどういう形で噴出するか、危惧しています。

エマージング諸国で経済危機が起きたとき戦争になるとさんざん述べてきたつもりですが、アメリカに対抗する力のあるのは中国とロシアだけというのを付け加えておきたいと思います。


チャオさまから質問を頂きました。
>今の負の連鎖を断ち切る決定的な契機となり得るような政策・アナウンスメントとしては今後、どのようなものが考えられるでしょうか? 
今起きていることを「負の連鎖」と考えるかどうかが個人的にはポイントです。ここ数年間、この「負の連鎖」の正反対の好循環が続いていました。その好循環の源であった米国不動産を中心に逆回転をしているため、「好循環が悪循環になっているだけ」です。ただ、好循環に比べて悪循環はスピードが非常に速いことと、人間心理的に損に対して敏感なため非常に大きな痛みとして感じられます。

ということで「悪循環」のスピードを政策的に抑えることが出来ても、断ち切るのは無理だと考えています。お金の回転を中心に見かけ成長した世界経済なので、実質的な所まで縮小します。縮小する過程では世界中でみんなが損をします。皆いろいろな形で損をします。株、債券、通貨、貸し出し、商品投資・・・。効率的な世の中では、逃げ場はありません。


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自分のすきな言葉:
「すべて商売は、売って喜び、買って喜ぶようにすべし、売って喜ばす、買って喜ばざるも、正しき商売の道にあらず。貸借の道もまた、これと同じなり」 By 二宮尊徳
「潮が引いたとき、誰が裸で泳いでいたかがわかる」 By バフェット

※このブログはあくまでも個人的な見解であり、投資判断は各自でお願い致します。当ブログは一切の投資損益に対する責任を負いません。

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コメント


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ご回答有り難うございます。
今回の一連の出来事で多くを学べたような気がしています。
あまりに早く実態を知ることができても、私のような性格・投資スタイルではなかなか大きな成果につなげることができない事もわかりました。今回の中国の件、市場でそういう値段がつくには暫く時間があるのでしょうから、自分なりにいろいろ調べて勉強してその時を待ちたいと思います。
今後も貴重な情報とそれを有効に活用する考え方をご教示いただければ深甚に存じます。

ただ物騒なお話もあったので、今回は現実にならないといいなと願っています。

有り難うございました。

チャオ | URL | 2008年10月30日(Thu)21:54 [EDIT]


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