サブプライム問題のまとめ

サブプライムローン問題のまとめ:日々のニュースより

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サブプライム問題と信用収縮

市場が引き続き荒れています。

昨日あったことといえば、
・短期金融市場の停止と中央銀行の緊急融資
・株式市場の異常:たぶんバリュー系モメンタム系ヘッジファンドが死亡
・世界的に株価が下落

といったところでしょうか。

今日の注目ニュースとしては、WSJに住宅市場のひどさが載っていました。インセンティブをめちゃくちゃつけてでも在庫を減らしたいという業者の姿勢が載りました。outright price(見かけの価格)が下がらないことにもしっかり言及がありました。大手新聞に載ったことで、住宅問題のひどさが認識されはじめることでしょう。


さて、もう一度今回の問題をまとめると、
・CDO市場の崩壊に起因するリスクマネーの収縮:クレジットスプレッド拡大とレバレッジの逆回転
・レバレッジ逆回転で生じる損失の押し付け合い:いわゆるババの押し付け合い
・そして大元の米国住宅市場の価格下落
です。

クレジットスプレッドの拡大ですが、CDOという「ハイリスクをローリスクと超ハイリスクに分離してくれる魔法の箱」を通して供給されていた年間100兆円のハイリスクマネーがストップして、クレジットスプレッドが本来の水準にもどりました。水準的には、AAAで20bpから50bpへ程度の調整ですが、資産価格(特にハイリスク資産)に与える価格変化の影響は甚大です。資産価格理論に基いて計算してみましょう。

クレジットスプレッドが元に戻る過程で、過度なレバレッジはすべてアンワインドされます。一番影響を受けたのがヘッジファンド。クレジット、ボラティリティロング系がまっさきに飛び、次に株式市場の乱調で株式系のファンドまで飛びつつあります。サブプライムのみで出るといわれている10兆円の損失と、これらディレバレッジの過程で生じた損失はだれがかぶるか?まずは大手証券会社と銀行に集中します。繰り返しになりますが、LTCMはたかだか4000億円のババ抜きでした。今回は規模が大きすぎます。ババ抜きというより、クラスター爆弾です。逃げようがありません。信用収縮は続きます。BRICS?そんな規模の経済では何の救いにもなりません。

いわゆるサブプライム問題ですが、CDOを利用したリスクマネーの過供給ということができると思います。その過程で生じた住宅バブルは修正が起こります。修正過程で出る損失はだれがかぶるのでしょうか。ファニーメイなどの政府機関の名前がでています。住宅価格には、一旦あがると上がり続ける、下がり始めると下がり続けるという特徴があります。どれぐらいの損失が出て、それを米国民を筆頭にだれが引き受けるか、今後もババ抜きが続きます。

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| | 2007年08月14日(Tue)18:58 [EDIT]


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