サブプライム問題のまとめ

サブプライムローン問題のまとめ:日々のニュースより

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暴落中のMBS市場

ずっと前から書いていることですが、米国のMBS市場が崩れつつあります。
崩れるといってもサブプライムみたいに100円のものが30円になったりするわけではなく、せいぜい100円に対しまだ50銭という程度ですが、需給バランスはすでにめちゃめちゃで、過去の値動きから考えると暴落に近いと思います。

原因はいくつかあるでしょう。

・前から申し上げている 地価下落⇒繰上げ返済低下⇒償還が遅くなる⇒価格低下
リーマンがとてもぴったりなレポートを今週出してしまったため、そのインパクトが明らかにされてしまいました。今後2年間地価が5%今の楽観的な見通しより下振れした場合、MBSのデュレーションは0.8年延びる・・・値段にすると大体1.5円から2円ぐらい下がるというイメージでしょうか。やっと市場で認識されたっぽいです。

・米国債券市場への資金流入の低下
 昨日ブログの話で、米国債券への資金配分が低下しています。そのとき一番影響を受けるのは一番ウェイトの大きいMBSセクターでしょう。

・イールドカーブのスティープ化とコンベクシティヘッジ
 上の話でMBSのデュレーションが伸びる
  ↓
 その伸びたデュレーションをヘッジするために10年国債の先物を売る
  ↓
 10年金利が上昇、イールドカーブがスティープ化
  ↓
 MBSはスティープ化に弱いため、MBSのリターンが悪化。需要減退


債券市場の崩壊は政府保証のMBSにも及んでいます。


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自分のすきな言葉:
「すべて商売は、売って喜び、買って喜ぶようにすべし、売って喜ばす、買って喜ばざるも、正しき商売の道にあらず。貸借の道もまた、これと同じなり」 By 二宮尊徳
「潮が引いたとき、誰が裸で泳いでいたかがわかる」 By バフェット

※このブログはあくまでも個人的な見解であり、投資判断は各自でお願い致します。当ブログは一切の投資損益に対する責任を負いません。



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コメント


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この10年もの債券先物の売りでデュレーションヘッジを行うところをもう少し細かく解説していただけますか? 宜しくお願いします。

| URL | 2008年02月20日(Wed)18:42 [EDIT]


10年もの債券先物の売りでデュレーションヘッジ

いつもながら言葉足らずで申し訳ありません。

債券の投資家は大体ターゲットのデュレーションを持って運用しています。

たとえば、国債+MBSのポートフォリオを持ってデュレーション4年という感じです。デュレーションのターゲット=債券保有リスクのターゲットと言っていいと思います。

そこで、極端な例でMBSのデュレーションが何もしないのに2倍になってしまったら、ポートフォリオのデュレーションも当初の4年より相当長くなってしまい、目標リスクを大幅に超過してしまいます。

とる対応は、債券先物を売って「デュレーションを短くする」です。10年先物と書きましたが、10年先物が一番流動性があり効率がいいからです。

Tennisnotsubo | URL | 2008年02月20日(Wed)19:18 [EDIT]


追記

とる対応は、債券先物を売って「デュレーションを短くする」です。

とる対応は、債券先物を売るか債券そのものを売って

です。国債や社債はデュレーションがほとんど変わらないのですが、MBSは市場環境などでデュレーションが激変しますので、先物を売ったり買ったりでデュレーション調節しているケースが多いと認識しています。

Tennisnotsubo | URL | 2008年02月20日(Wed)20:06 [EDIT]


丁寧に説明していただきありがとうございました。いつも楽しく読ませていただいてます・これからも宜しくお願いします。

| URL | 2008年02月20日(Wed)23:28 [EDIT]


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| | 2008年03月02日(Sun)19:36 [EDIT]


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