サブプライム問題のまとめ

サブプライムローン問題のまとめ:日々のニュースより

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逆回転と純回転

昨日の投稿の中で、「逆回転」という言葉を使ったので今一度整理します。逆回転と純回転が理解できれば、今回の問題はすっきり理解できると思います。

まず純回転。2003年以降起きていたことです。

米国地価上昇 → 購買力上昇&好景気 → 原油上昇&米国輸入増加 → 外国にドルが蓄積 → 海外勢が住宅ローン債券を中心にドル資産を購入 → 米国住宅ローンの基準緩和 → 始めに戻る

それに加えて、好景気でクレジットスプレッドが縮小 → CDSや不動産投信、新興国投資などの新規投資が活発化
という要因でしょう。一言で言えば、世界中で不動産の価格が上がって資産が増えて、資産が増えた分負債を増やして消費者の購買力が上がったということっでしょう。

その逆回転は・・・
地価下落 → 資産価値下落&購買力低下&不景気 → クレジットスプレッド拡大 → 海外勢が住宅ローン債券の購入を停止 &米国住宅ローンの基準厳格化 → 始めに戻る

それに加えて
クレジットスプレッド拡大 → CDSや不動産投信、新興国投資などの投資で損失 → 新興国などからの資金の引き上げで、新興国では金融危機
となります。

昨日も申し上げたことですが、純回転5年ぐらいで作り上げた環境がリセットされることをたった1ヶ月ぐらいで株価などは折込みにいっているため、こんな激しい動きになるわけで。


米国不動産を中心とした大きな山を登って滑り降りたわけですが、登って降りても元に戻らないものが2つあります。
1)米国に残された過剰負債とアジアと資源国の過剰ドル貯蓄
  米国の不動産の値上がり益が消費という形でアジアや資源国に移転し貯まりました。不動産価格が元に戻ったとき、米国に残されるのは過剰負債です。アジアや資源国に貯まった貯蓄は、どういう経路をたどるにせよ、米国を中心とした負債の穴埋めに使われます。中東SWFの米国金融機関への投資、IMFへの資金の拠出、今後増発される米国債の購入。このような形で世界的な資産のアンバランスが解決していくんだと思います。

もう一つが結構深刻
2)豊かさを覚えてしまった発展途上国の人々
発展途上国の人々に5年前の生活に戻って!といっても戻れません。しかし、今後来る不景気を考えると、現在の生活は維持できません。どんぞこの不景気になった時、好景気時には隠されていた
社会のひずみがいろんな形で表面化します。

その代表格は中○なのでしょう。中○経済の軟着陸を心から願っています。

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中国の過剰設備問題

M証券Sアナリストの中国視察レポートが出ました。

予想はしていましたが、中国の過剰設備問題がここまでひどいとは、希望をすべて打ち砕かれた気分です。前々から予想していたこの中国ネタが世の中の議論の中心になるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、世の中の行く末は間違いなく、過剰供給による「デフレ」でしょう。

過剰供給による価格下落(自動車、鉄鋼など)、不動産価格の下落(都市部ではすでに30-40%)、金融の引き締め、逆資産効果による消費の低迷、元高による輸出不振。中国政府が今現在必死に景気対策をやっている理由が良く分かります。

Sエコノミストは中国の過剰設備を、欧米の過剰信用の「コインの裏」と表現していました。うまい表現です。グローバルに経済が縮小します。過剰設備は特に中国で深刻な問題となります。

今後ですが、中国経済は減速します。株式や不動産がらみの不良債権が金融機関に襲い掛かります。財政に余裕のある中国なので、お金を使い切るまで対策をとるのでしょう。その後、政治面で矛盾を抱える中国が経済的に苦境に立ったとき、国民の不満がどういう形で噴出するか、危惧しています。

エマージング諸国で経済危機が起きたとき戦争になるとさんざん述べてきたつもりですが、アメリカに対抗する力のあるのは中国とロシアだけというのを付け加えておきたいと思います。


チャオさまから質問を頂きました。
>今の負の連鎖を断ち切る決定的な契機となり得るような政策・アナウンスメントとしては今後、どのようなものが考えられるでしょうか? 
今起きていることを「負の連鎖」と考えるかどうかが個人的にはポイントです。ここ数年間、この「負の連鎖」の正反対の好循環が続いていました。その好循環の源であった米国不動産を中心に逆回転をしているため、「好循環が悪循環になっているだけ」です。ただ、好循環に比べて悪循環はスピードが非常に速いことと、人間心理的に損に対して敏感なため非常に大きな痛みとして感じられます。

ということで「悪循環」のスピードを政策的に抑えることが出来ても、断ち切るのは無理だと考えています。お金の回転を中心に見かけ成長した世界経済なので、実質的な所まで縮小します。縮小する過程では世界中でみんなが損をします。皆いろいろな形で損をします。株、債券、通貨、貸し出し、商品投資・・・。効率的な世の中では、逃げ場はありません。


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死んでいく市場

また一つ市場が機能停止したっぽいです。

対象は「○ーロ円債」。証券会社が在庫いっぱいで売買、特に買取りが停止しています。
ヘッジファンド解約の影響で、大量に打ち込まれてしまったんでしょうか。

日本の地方債や国債に飛び火しないことを祈ります。

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産油国の憂鬱

資源価格が下がっています。原油は70ドル割れました。ドバイでは63ドルをつけたとか。

次に経済的政治的に火を噴くのは産油国に確定でしょう。
皆原油100ドルを前提に国内に大盤振る舞いしてきました。それがなくなってしまいました。

今後産油国の財政逼迫と政情不安のニュースが増えていくのでよく見ておきましょう。

ある程度原油価格が下がって落ち着けば、そのうち産油国の問題が原因で原油価格は上昇するかなと感じていますが、しばらく先の話ですね。

一句
「オイルマネー、節約すれば、よかったね」

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今後の展開

公的資金注入プランが出揃って市場が落ち着きを取り戻しつつあります。
こういう展開になると確信してブログを書いたりしているわけですが、本当にこのような展開になってしまうのは非常に残念です。なぜならここから先は非常に厳しい状態が予想されるからです。

今想像しているのはこういう世界です。
「天気のいい秋の休日、河原でみんなでバーベキューをしていました。山の方で雷が鳴っていましたが気にせずバーベキューを続けていると、上流で降った雨が鉄砲水となり押し寄せてきました。突然の出来事に、皆中州に取り残されました。水はどんどん増水し今にも皆を押し流してしまいそうです。皆一箇所に固まって流れに耐えています。いつまで流れに耐えることが出来るでしょうか?」

皆で国際協調して、今後来るであろう「大需要不足、供給過剰」の世界に立ち向かおうとしています。皆で立ち向かうのですが、弱い人から流されていってしまいます。また、皆と仲良くない人は最初から流されてしまいます。仲が良くなくても一人で頑張れる力のある人は一人で頑張るのでしょう。

日本は明らかに弱い人の一人だと思います。債券市場の混乱と景気減速が国の財政を直撃しそうです。国債や地方債の発行延期、財政赤字の急拡大。極めて危険です。

弱くても仲の良い人というのは、IMFと話が出来るア○スランド、ウクライ○、ハン○リーなどでしょう。

仲が悪く流されそうな国は・・・今まで超強気だった産油国でしょうか。原油価格が暴落し、先進国からの貸し出しが停止し、ニッチもさっちもいかなくなりそうです。

強い人。中国&ロシアでしょうか。ただそれぞれ経済に問題を抱えているため、見通しは極めて不透明です。このどちらかが力尽きて流されてしまう時、他の仲良しグループを巻き添えにしないか注意を払っていきましょう。

世界恐慌で生じた大需要不足。それを国際協調で乗り切れず、戦時需要に頼った日本の歴史を繰り返さないことを祈っています。

とりあえず住宅ローンの金利を固定し、金と外貨を箪笥預金して将来に備えようと思います。

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来週の入札

市場がボコボコですが、このブログをごらんの皆様はかすり傷ぐらいなのでしょうか。

さて、来週J○Bの入札があります。確か20年、30年両方だったと思います。
・リーマン不在
・低金利
・高ボラティリティ

この環境下でいったいどんな入札になるか注目しています。

入札不調・・・という事態になると超長期金利爆発→円安?住宅ローン金利上昇?
日本もサブプライムローン問題と同じになってしまいます。南無阿弥陀仏。

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公募REITがとびました

米国では公的資金注入の雰囲気になってきました。M証券I様、感謝です。

さて、大丈夫だと思われていた公募REITの倒産一号が出てしまいました。
ニューシティレジデンス投資法人、負債総額1124億円・・・でかい・・・。

運用会社は海外の一流会社なのにこの有様です。資金不足倒産の恐ろしさをまた味わってしまいました。

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米国不良債権救済法案の隠し玉

(出所:某M証券Iクレジットアナリスト)

先日米国で成立した不良債権救済法案ですが、隠し玉があるのではというレポートが出ています。
その内容とは、「金融機関への資本注入がこの法案で可能である」という内容です。
確かに議会での答弁で、その旨の答弁がはっきりされているようです。

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以下自分で調査

よーく法案を読んでみると、
「不良債権」の定義
・住宅または商業用不動産に関わる不良債権
・その他FRB?が認めたもの
ということで、法案の趣旨「市場の安定化」に沿うものなら、「株式」という不良債権をお買い上げできてしまいそうです。さらに調査が必要です。

ひょっとしたらこれで「米国」の金融危機は一旦終息するかもしれません。ただ以前のバラ色の世界に戻ることはなく、景気後退に伴う世界の混乱は継続すると思いますが。


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ユーロ圏の崩壊と米国の救済法案の行方

ユーロ圏が大変になってきました。
週末集まっていい話し合いが出来たかと思いきや、みなばらばらで何も決めれないことを
露呈したのみ。おかげで世界中ボロボロです。スペインやイタリア脱退の噂が飛び交いユーロの崩壊が現実味を帯びてきました。

もう一つ米国の救済法案の行方で面白いニュースがロイターで流れました。
7000億ドルの救済法案ですが、国有化されたファニーメイとフレディマックが使うとか使わないとか。
一般の金融機関にはとてもじゃないけど使えない法案ですが、ファニーメイとフレディマックにはぴったりのような気がします。不良債権の規模もでかいです。はやく不良債権を処理して、米国住宅市場を正常化してほしいものです。


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