サブプライム問題のまとめ

サブプライムローン問題のまとめ:日々のニュースより

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リーマン倒産その後を考える:問題は「資本不足」

PIMCOのひげおじさんが問題の本質を指摘していました。
流動性ではなく、「資本不足」と。

この意見に実は大賛成です。

今まで起こったことをまとめます。米国では家計と住宅価格を中心に資産が増え、住宅ローンを中心に負債も増え、経済が拡大していきました。

ところが、住宅価格が下落すると、信用コストが上がり負債が増えます。信用コストが上がると株価が下がります。住宅価格も下がっているので資産が減ります。つまり、資産が減って負債が増えるという「負債超過」の状態になるわけです。

負債超過は家計では「住宅ローン等の延滞」という形で現れ、金融機関レベルでは損失という形で累積され、とうとう米国の金融機関は負債だらけになってしまったのです。

負債が多いなら、資本を調達する必要があります。最初、中東のドアをノックして、数兆円お金をわけてもらいました。しかしそのお金はすぐに損失で消えてしまい、中東はドアを閉ざしてしまいました。今まで空いていたサムライ債という窓も、今回リーマンのおかげで完全に締め切られてしまうことでしょう。他にも優先株や社債という窓もありましたが、すべて損失で消えてしまったため、窓を閉じられてしまっています。

世の中お金はジャブジャブあります。しかし、米国に無条件で出資できる性質のお金はビタ一文ありません。これが「資本不足」の原因です。経済のグローバル化で資本が国境を越えて蓄積されてしまったがために、米国のお金ではなくなってしまったのでしょう。

今回のリーマンの事件で、もう外部からお金を調達する窓口はなくなってしまいました。残された方法は米国財務省がドル札をたくさん刷ることだけでしょう。

グローバル経済の減速とエマージング投資からの資金回収 → ドル高
公的資金の注入と米国債の増発 → ドル安
軍隊の出動と国際情勢の緊迫 → ドル高?スイスフラン高?

この3つのバランスを注視しています。

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「すべて商売は、売って喜び、買って喜ぶようにすべし、売って喜ばす、買って喜ばざるも、正しき商売の道にあらず。貸借の道もまた、これと同じなり」 By 二宮尊徳
「潮が引いたとき、誰が裸で泳いでいたかがわかる」 By バフェット

※このブログはあくまでも個人的な見解であり、投資判断は各自でお願い致します。当ブログは一切の投資損益に対する責任を負いません。

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リーマン倒産!その後を考える

連休でのんびりしている間にリーマンが飛んでしまいました。
細かいことは他のサイトを見てもらうとして、今後を考えましょう。

以下は私の意見です。

1.クレジットスプレッドの急拡大
  資金の目詰まりが加速します。「お金を貸す」という行為は愚か者の行為となります。お金を貸しているところから貸し剥すかもしれません。投資資金が一気に引き上げられるので、エマージング株&通貨が暴落、ヘッジファンドの破綻が激増。米国住宅もローンの金利上昇で下落圧力増加。

2.米国債に売り圧力
  いろんな担保をとって流動性を供給するみたいですが、無茶な行為です。結局GSEの保障も加わってすべて米国の納税者の負担になり、米国債の発行が増加します。GMやFordにも公的資金を入れるそうで、まさに無駄ガネです。

3.通貨はなぜか円高に・・・その後は円安。
  相対的に健全な円がなぜか買われるはめに。ただ、円高が景気に悪影響を与え、財政出動されることにより、ある程度買われたところで今度は売られるはめになると思いますが。サブプライムで直接被害を受けなかった日本が円高という形で被害を受け、財政破綻も視野に入ると思います・・・


CDSや社債の市場が混乱する可能性が非常に高いです。でも混乱自身はたいしたことではなく、一番問題なのは、「資金調達」という市場機能が死亡することです。資金調達や借り換えが出来なくなった企業が続出する世の中を想像しましょう。中央銀行の孤軍奮闘が目立ちます。


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